工業簿記の勉強法
簿記2級のための勉強を始めたときに多くの人がつまづいてしまうのが工業簿記です。
日商簿記検定の場合、3級では商業簿記だけからの出題となり、2級から工業簿記という新しい分野が試験に出てきます。
3級から勉強した人は2級の商業簿記もあくまで3級の延長線上ですので、そこまで苦労する人も少ないのですが、工業簿記の場合はそうは人にもよりますがそう簡単にはいきません。
私も見事にこのパターンにはまった一人でした。
工業簿記は工場などを持っているメーカーで使用する簿記ですので、ある意味特殊と言えば特殊なのですが、慣れるまではやはり時間が掛かると考えておいた方が良いでしょう。
周りの受験者の話を聞いていても、工業簿記の出来次第で合否が別れると言っても過言ではないかものかもしれません。
工業簿記はとにかく練習!
工業簿記の場合は私もそれなりに苦労しましたので、勉強時間も相当なものとなりました。
そんな中で思ったことは、工業簿記は確かに難しいけどしっかり練習さえすれば難しいなりに何とかなるということです。
もちろん人によってはそこまで勉強しなくても出来るものなのかもしれませんが、工業簿記は苦手だという方はやはり問題集を3回、そして過去問題を一通り3回は最低でもこなしておく必要があると思います。
独学の場合ですと特に1,2回ほど問題を解いてみてそこで理解できずに諦めてしまうことも多いそうなのですが、3回もやると今まで理解できなかったことも不思議と理解できるようになってきます。
こういった勉強法にはそれなりの忍耐が必要となってきますが、やはり試験に合格すると本当に嬉しいものですので、是非諦めずに理解できるまで何回でも練習を繰り返してみてくださいね。